0523ハピママメーカープロジェクト・インタビュー

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ハピママメーカープロジェクトとは?

ハピママメーカープロジェクトさんは、夜の街で働くシングルマザーを支援する団体で、フードパントリー、行政相談、勉強会、交流活動を提供しています。スタッフには現役で夜の街で働く方も含まれ、社会福祉士、弁護士、医療職員、地域ボランティアも参加しています。
このプロジェクトは、新型コロナウイルスの影響で2020年に始まり、夜の仕事をしているシングルマザーが自信を持ち、誇りを感じながら安心して働ける社会を目指し活動しています。
https://expressyourself.jp/nightwork/


プロフィール

石川菜摘【ハピママメーカープロジェクト代表理事】

父が熊本県、母が福岡県出身という背景を持ち、幼少期〜高校時代までを
千葉県で過ごす。その後、東京外国語大学へ進学、ウルドゥー語を専攻し西洋文化とは異なるイスラム圏の視点で世界と日本を理解することに深い関心を持ち
インドへ半年間のホームステイへ。

石川さん、大学時代にインドでホームステイしてたって本当ですか?

はい、ウッタルプラデーシュ州の静かな農村でホームステイしてたんです。
そこで地元の学校で子供たちに英語を教えていましたよ。

英語教育が必要だったんですね、どうしてですか?

実は、カースト制度はなくなったとは言っても、まだまだ社会に深く根ざしているんですよ。だけれど英語ができれば、少しでも良い条件で働ける場合があるんです。

なるほど、それで英語を。
インドでの生活はどうでしたか?

大変だったけど、毎日が冒険でしたね。
学校への道のりも一苦労で、自然のトイレとか、雨水を飲むこともありました(笑)一番大変だったのは、やっぱりお腹の調子かな。

そうだったんですね、健康面で苦労も多かったみたいですね。

はい、何度か病院で点滴を打ってもらいましたよ。
でも、色々と学べることも多くて。
例えば、満席のバスで席が空いてない。
そんな時でも見知らぬ男性が子供を膝に乗せてあげているんです。
インドではそれが当たり前で、その優しさには感動しました。

今の日本では、考えられないですね。

そう、インドでは普通のことなんです。
ホームステイした家族も本当に優しくて、実家よりも温かいと感じたこともありますよ(笑)。

日本に戻ってからはどうでした?

日本に帰ってきてからは公務員試験を受けて、東京の役所で働き始めたんです。
すごく充実していたのですが、当時同棲してたパートナーが統合失調症を発症してしまって、、

大変だったんですね。

ええ、自分自身も精神的に疲れ果ててしまって。

仕事を休むことが増えて、結局は辞めることにしたんです。

その後、障害者雇用で老人ホームに勤めましたが、うつ病が再発してしまって。

それは辛かったですね。

「うつ病なんて甘えでしょ」と言われたことがショックで。
耐えられなくなって退職したんです。
その後、元々いたセクキャバに戻りました。

石川さん、色々と大変だったんですね。
でも前向きで、その強さがすごいと思います。

ありがとうございます。
色々ありましたが、それも全部、今の自分を形作る大切な経験だったと思っていますよ。

石川さんは、ナイトワークのご経験はキャバクラだけですか?

実は夜業界への入店のきっかけは、キャバクラだと思ったらセクキャバだったことです。大柄な男性スタッフ3人に囲まれてる状態で怖くて断れなくて、、

体験入店という形でその日に接客をさせられて、泣いて帰りました。

 

そんな怖い経験があったんですね。。

その後は、

キャバクラ、デリヘル、ソープ、オナクラ、M性感、メンエス等で働きました。

 

 

色々とご経験された中で、ご自身に合ってると感じたお仕事はありますか?

色々と働いてみましたが、

私はデリヘルの方が合っていましたね。

またそれはどうしてでしょう?

デリヘルは、ホテルや自宅に派遣されるので外に出れるんです。

気分転換にもなるし、シャワーも歯磨きもできるし(笑)

確かに、車での移動時間は休憩して過ごせますもんね。

それに比べてセクキャバは、衛生面が悪いですよね。

お客さんうがいもしなかったり、お酒も飲んだりですし。

お酒苦手な人は大変かもですね。

ダウンタイムの音楽が流れて照明が暗くなると、

頭が痛くなってましたよ。

そういえば、石川さんは内勤のご経験もあるとか?

はい、キャバクラのボーイや、クラブのボーイもありますよ。

すごい!

キャストの経験が生かされたりもするんですか?

そうですね、
例えばあそこの卓では何が必要になるなとか、
お客さんの好きそうな娘をつけてあげるとか、

経験で瞬時に把握して対応する事ができましたね。

経験があるからこそできる事ですね。

ナイトワークで働かれて、男性への印象が変わったなどありますか?

私はとっても変わりました!

それは、悪い印象でしょうか?

いえ、いい印象です。

私、男なんてみんな暴力を振るう乱暴者だと思っていたんです。

またなぜそんな印象をお持ちだったのですか?

私の父親は昭和生まれのコテコテの九州男児で、

少しでも父に意見をすると、ゲンコツが飛んできてたんです。

厳しいお父様だったんですね。

そんな父から母やきょうだいは暴力を受けてきてたんです。

私が家庭内の調整役で、庇うと、私が殴られて。そんな日々でした。

それは辛かったですね。。

だけどナイトワークで出会った男性は皆とても優しかったです。

お願いしたら、いいよいいよ〜って笑顔で応えてくれる方が本当に多くて。

“男なんて滅びればいい” と思っていたんですけどね(笑)

過激ですね(笑)

続く

最終更新日時 2024年5月23日 by musumeconnect

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